2007.04.10 あらしのよるに
この間テレビでやっていたのを録画しました。
そして今日やっと観た……
なんだこれ!!
ものすごい良い話じゃないですか。
泣きました。ほぼ中盤以降は全泣きですが、そんな私は駄目ですか?
いや駄目じゃないはずだ。これは泣くだろう!泣かないわけない、今更だけど
メイは手放しで可愛いし、それに輪をかけてガブが可愛い
純粋そのものの二匹にもらい泣きです。こういう気持ちは、果たして私の中に残ってるんだろうかとか、しみじみ思いました。
途中でちょっと『冥土の飛脚』的な結末が過ぎってハラハラしましたが、幸せな結末で安心しました。
では、以下ネタバレしつつ感想など
そして今日やっと観た……
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なんだこれ!!
ものすごい良い話じゃないですか。
泣きました。ほぼ中盤以降は全泣きですが、そんな私は駄目ですか?
いや駄目じゃないはずだ。これは泣くだろう!泣かないわけない、今更だけど
メイは手放しで可愛いし、それに輪をかけてガブが可愛い
純粋そのものの二匹にもらい泣きです。こういう気持ちは、果たして私の中に残ってるんだろうかとか、しみじみ思いました。
途中でちょっと『冥土の飛脚』的な結末が過ぎってハラハラしましたが、幸せな結末で安心しました。
では、以下ネタバレしつつ感想など
あらすじ
ある嵐の夜、1匹のヤギ(メイ)が、山小屋に避難してきた。同様に1匹のオオカミ(ガブ)も同じ山小屋に避難してきた。真っ暗な闇の中、かぜ気味で鼻の利かない2匹は、互いの正体を知らない(勘違いした)まま夜通し語り合い、意気投合する。そして「あらしのよるに」を合い言葉に、翌日再び会う約束をする。
翌日、2匹は互いの意外な正体を知ることになるが、喰う者(オオカミ)と喰われる者(ヤギ)の関係を超えて、2匹は「ひみつのともだち」となる。しかしそれは、互いの種族にとって、決して許すことのできない禁断の友情であった。やがて、2匹の関係は、ヤギとオオカミのお互いの集団にバレてしまう。喧々囂々の末、互いの集団では自らの利益のためにメイとガブの友情を利用して、相手方の情報を手に入れてくるように2匹に命令する。メイとガブは、それぞれの集団内での立場よりも、お互いの友情を大切にして2匹で逃げることを決意する。
雪山を駆けていく2匹。ガブがメイを気遣って夜中だけ狩をしていたことで、1度険悪になった2匹だったが、和解してさらに強い絆で結ばれる。だが、追跡隊のオオカミの群れは少しずつ、確実に2匹を追い詰めていた。焦りと寒さに体力を削られ、もう歩けないと感じたメイは「自分を食べろ」とガブに頼む。泣く泣くその頼みを聞こうとしたガブだったが、そのとき既にオオカミの群れは間近に迫っていた。ガブは自らを囮にし、メイを助けようとしたが、雪崩が起きて群れもろとも巻き込まれてしまった……
春。メイは山を無事に越え、草原で暮らしていたが、居なくなったガブを思うと寂しくてたまらない。ある日、ガブが近づいてくるのを見て、喜んで近づいていくメイ。しかしガブは雪崩のショックで記憶を失い、今やメイもただのエサに過ぎなかった。ガブの豹変ぶりを嘆き悲しんだメイは「いっそあのあらしのよるに出会わなければ」と叫ぶ。その言葉がきっかけでガブの記憶は戻り、2匹は再び友情で結ばれたのであった。(ウィキペディアより引用)
良い話ですね……
<MYツボ>
■互いに「です、ます」な可愛さ
この二人、逃避行までする仲のくせに、最後まで「です」「〜ッス」の会話なんです。でもそこがすごく可愛くてもう!最後に記憶を失ったガブを目の前にして感情を爆発させるメイが、そこだけ言い切り型で話すだけに、そこのシーンがものすごい感動的です。
■思いやり故の、嘘
ガブの優しさ溢れる嘘。これがたまらん。
「ヤギなんて食べたことない」「ヤギの肉は一番嫌いだ」
もう、バレバレだってのっ
■照れる
ガウよ、キミは素直で大好きだ。メイが直球だけに、照れますよね。
■心中?
川へ飛び込んだ二人は、雪山を越えることを決意。
その道中の様はまるで『冥土の飛脚』のチューベイ・ウメガワのよう。
ちょ、待て自分。こんなピュアな作品にそういう妄想はしちゃだめだ!……そう言い聞かせても想起してしまったものは戻せません。
逃避行といえば、心中モノですもの。
■雪山のかまくら?の中で
ここです。本当に涙無くしては……うぅっ
メイが「もう動けない……」と言いだした辺りから嫌〜な予感はしていました。まさかまさか……絵本でそんな結末は嫌だ
目覚めないメイを前にガブが言う台詞。
「嫌だメイ。俺を独りにしないでくれ」
このストレートな感じがまたガツーンとくるんですよね。雪山でたった二人、かけ替えのない存在を失うかもしれないという危機。ただ待つことしかできないガブはどんなに心細かったでしょう。
だからこそメイが目を覚ましたときの「生きてた〜!」という言葉に真実味がある。声優である獅童さんの力量を感じたのもこのシーンの変化に富んだ演技でした。
そしてメイの口から恐れていた言葉が……
「私を食べて、ガブは元気にこの山を越えて欲しい」
やっぱりそのつもりだったんだ……メイ。足手まといになるの、嫌だったんだね。
深読みかもしれませんが、恐らく彼はガブが深夜にこっそり狩りをしているのに気付いてから、ずっとそんな思いを抱いていたんじゃないでしょうか。「夜中に狩りをするなんて嫌だ」とかなんとか、ちょっぴり意地悪なことを言ってごまかしていたのでは。心の中では”やっぱりガブに気を遣わせてる……私は足手まといかも”と思ったりしていた気がします。
そして自分が明らかにガウの足を引っ張りはじめたここで、その思いを吐露したんじゃないかなーと。
イイ子だなあ、メイ!泣けるよ!でも、それってガブには辛すぎる。そこが罪深い。けど、……ぐぅぅ
「命をかけてもイイって思える友達」……そんなセリフ、そうそう言えるもんじゃありません。そりゃあ、ガブもものすごい嬉しかったと思いますよ。そして、辛かったはず。
■記憶
にくい手を使いますなあ、記憶モノには弱いんですよ私!
記憶を無くして本能むき出しのガブ、人格(狼格)変わっちゃってるし(あたりまえか)
ここはなんと言っても、ず〜っとほのぼの穏やかで来たメイの激しい感情を垣間見ることが出来るのが良いです。
「あらしのよるに出会わなければよかったんだ!!」
涙をためるメイ。そうだよね、せっかく会えたのに、ツライよね……
そしてめでたく記憶復活。
「これからは、ずーっと一緒にいられるんですね」
「そうっす。ずーっと一緒っス」
みたいなラストのやりとりが微笑ましい。この期に及んでその口調?
■ただの終わりではない
↑の二人のセリフで「めでたしめでたしやー」だけでは終わらなかった。
その後フィードアウトしていく画面には、二人が通ってきた雪山、そのあとに狩りをするかのように走り回る狼の群、山のくぼちに群れる数頭の山羊が、小さいながらもきちんと描写されています。
二人は仲良く暮らそうとも、”狼は山羊を食べる”という絶対の関係は崩れない。そんなリアルさも残しているのが良い。ただのおとぎ話ではない気がしました。
良い作品でした。
すごく心が洗われた感じがします。子供よりも、大人がいろいろ感じられる作品のように思います。まだ未見の方は是非。
それこそ嵐の夜に独りで観たら、号泣しちゃうんじゃないでしょうか。
ある嵐の夜、1匹のヤギ(メイ)が、山小屋に避難してきた。同様に1匹のオオカミ(ガブ)も同じ山小屋に避難してきた。真っ暗な闇の中、かぜ気味で鼻の利かない2匹は、互いの正体を知らない(勘違いした)まま夜通し語り合い、意気投合する。そして「あらしのよるに」を合い言葉に、翌日再び会う約束をする。
翌日、2匹は互いの意外な正体を知ることになるが、喰う者(オオカミ)と喰われる者(ヤギ)の関係を超えて、2匹は「ひみつのともだち」となる。しかしそれは、互いの種族にとって、決して許すことのできない禁断の友情であった。やがて、2匹の関係は、ヤギとオオカミのお互いの集団にバレてしまう。喧々囂々の末、互いの集団では自らの利益のためにメイとガブの友情を利用して、相手方の情報を手に入れてくるように2匹に命令する。メイとガブは、それぞれの集団内での立場よりも、お互いの友情を大切にして2匹で逃げることを決意する。
雪山を駆けていく2匹。ガブがメイを気遣って夜中だけ狩をしていたことで、1度険悪になった2匹だったが、和解してさらに強い絆で結ばれる。だが、追跡隊のオオカミの群れは少しずつ、確実に2匹を追い詰めていた。焦りと寒さに体力を削られ、もう歩けないと感じたメイは「自分を食べろ」とガブに頼む。泣く泣くその頼みを聞こうとしたガブだったが、そのとき既にオオカミの群れは間近に迫っていた。ガブは自らを囮にし、メイを助けようとしたが、雪崩が起きて群れもろとも巻き込まれてしまった……
春。メイは山を無事に越え、草原で暮らしていたが、居なくなったガブを思うと寂しくてたまらない。ある日、ガブが近づいてくるのを見て、喜んで近づいていくメイ。しかしガブは雪崩のショックで記憶を失い、今やメイもただのエサに過ぎなかった。ガブの豹変ぶりを嘆き悲しんだメイは「いっそあのあらしのよるに出会わなければ」と叫ぶ。その言葉がきっかけでガブの記憶は戻り、2匹は再び友情で結ばれたのであった。(ウィキペディアより引用)
良い話ですね……
<MYツボ>
■互いに「です、ます」な可愛さ
この二人、逃避行までする仲のくせに、最後まで「です」「〜ッス」の会話なんです。でもそこがすごく可愛くてもう!最後に記憶を失ったガブを目の前にして感情を爆発させるメイが、そこだけ言い切り型で話すだけに、そこのシーンがものすごい感動的です。
■思いやり故の、嘘
ガブの優しさ溢れる嘘。これがたまらん。
「ヤギなんて食べたことない」「ヤギの肉は一番嫌いだ」
もう、バレバレだってのっ
■照れる
ガウよ、キミは素直で大好きだ。メイが直球だけに、照れますよね。
■心中?
川へ飛び込んだ二人は、雪山を越えることを決意。
その道中の様はまるで『冥土の飛脚』のチューベイ・ウメガワのよう。
ちょ、待て自分。こんなピュアな作品にそういう妄想はしちゃだめだ!……そう言い聞かせても想起してしまったものは戻せません。
逃避行といえば、心中モノですもの。
■雪山のかまくら?の中で
ここです。本当に涙無くしては……うぅっ
メイが「もう動けない……」と言いだした辺りから嫌〜な予感はしていました。まさかまさか……絵本でそんな結末は嫌だ
目覚めないメイを前にガブが言う台詞。
「嫌だメイ。俺を独りにしないでくれ」
このストレートな感じがまたガツーンとくるんですよね。雪山でたった二人、かけ替えのない存在を失うかもしれないという危機。ただ待つことしかできないガブはどんなに心細かったでしょう。
だからこそメイが目を覚ましたときの「生きてた〜!」という言葉に真実味がある。声優である獅童さんの力量を感じたのもこのシーンの変化に富んだ演技でした。
そしてメイの口から恐れていた言葉が……
「私を食べて、ガブは元気にこの山を越えて欲しい」
やっぱりそのつもりだったんだ……メイ。足手まといになるの、嫌だったんだね。
深読みかもしれませんが、恐らく彼はガブが深夜にこっそり狩りをしているのに気付いてから、ずっとそんな思いを抱いていたんじゃないでしょうか。「夜中に狩りをするなんて嫌だ」とかなんとか、ちょっぴり意地悪なことを言ってごまかしていたのでは。心の中では”やっぱりガブに気を遣わせてる……私は足手まといかも”と思ったりしていた気がします。
そして自分が明らかにガウの足を引っ張りはじめたここで、その思いを吐露したんじゃないかなーと。
イイ子だなあ、メイ!泣けるよ!でも、それってガブには辛すぎる。そこが罪深い。けど、……ぐぅぅ
「命をかけてもイイって思える友達」……そんなセリフ、そうそう言えるもんじゃありません。そりゃあ、ガブもものすごい嬉しかったと思いますよ。そして、辛かったはず。
■記憶
にくい手を使いますなあ、記憶モノには弱いんですよ私!
記憶を無くして本能むき出しのガブ、人格(狼格)変わっちゃってるし(あたりまえか)
ここはなんと言っても、ず〜っとほのぼの穏やかで来たメイの激しい感情を垣間見ることが出来るのが良いです。
「あらしのよるに出会わなければよかったんだ!!」
涙をためるメイ。そうだよね、せっかく会えたのに、ツライよね……
そしてめでたく記憶復活。
「これからは、ずーっと一緒にいられるんですね」
「そうっす。ずーっと一緒っス」
みたいなラストのやりとりが微笑ましい。この期に及んでその口調?
■ただの終わりではない
↑の二人のセリフで「めでたしめでたしやー」だけでは終わらなかった。
その後フィードアウトしていく画面には、二人が通ってきた雪山、そのあとに狩りをするかのように走り回る狼の群、山のくぼちに群れる数頭の山羊が、小さいながらもきちんと描写されています。
二人は仲良く暮らそうとも、”狼は山羊を食べる”という絶対の関係は崩れない。そんなリアルさも残しているのが良い。ただのおとぎ話ではない気がしました。
良い作品でした。
すごく心が洗われた感じがします。子供よりも、大人がいろいろ感じられる作品のように思います。まだ未見の方は是非。
それこそ嵐の夜に独りで観たら、号泣しちゃうんじゃないでしょうか。
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