【あらすじ】
宵風との約束を果たすべく、灰狼衆に与することを決意した壬晴。
灰狼衆に入るのが、萬天のスパイとしてではないことを証明するため、そして森羅万象を使用して宵風を一刻も早く助けるため、風魔の禁術書を盗み出す壬晴。灰狼衆は壬晴を歓迎するのだった。そんな壬晴の隣で、彼を守りながらも、壊れ行く自分の身体を相反するよう表面化する感情に耐えきれず、あふれ出す涙を止められない宵風だった。
そんな中、甲賀の中枢である「アルヤ学院」から、萬天・灰狼衆の元に会合の招待状が届く。両者は甲賀の禁術書「蛇薬(だや)」奪還を狙いつつ、数名の精鋭を揃えてアルヤ学院に向かうのだった。
灰狼衆のメンバーは壬晴・宵風・雷光・雪見の四人。彼らが潜入したアルヤ学園は、忍びのエリート養成機関だった。学院は、学院長が病に倒れ、教師陣が対立、更に生徒の変死が相次ぐなど、混乱のまっただ中。会合はあたりさわりの無い程度で済まされ、萬天サイドでは壬晴の行動の意図を掴めずに疑念を募らせるだけに終わった。
その夜、萬天・灰狼衆のメンバーが生徒達に襲われる。応戦する彼らだったが、すばるや中枢メンバーには「蛇薬が欲しいだけだったのか」と誤解され、再び襲撃に合う。しじまと対峙する壬晴と宵風。気羅を使いながらも押され気味の宵風は手傷を負い、壬晴と共に一時的に姿を隠す。しじまの姿を改めて見た壬晴は、彼女が森羅万象の意志としての姿に似ていることに気が付く。そして、禁術書が揃わずとも彼女に同意すれば、宵風の願いなど叶えられるかもしれないと告げる壬晴。しかしそんな二人の元に、追い付いたしじまが忍び寄り……
<MYツボ>■ゴールデンカルテット壬晴・宵風・雷光・雪見……この取り合わせ!!
楽しすぎます、もう。帷先生のグダグダっぷりにかなり嫌気が差した4巻・5巻だったので、気持ちが良いほど目的とか意志がハッキリしてる雪見や雷光が素敵。壬晴も多少ツライ部分はのこるけども、居づらくなさそうなのでホッとしました。やっぱり宵風っていう同志がいるから、かな。同級生とはいえ虹一とか雷鳴は、やっぱちょっと違う感じがしてたし。
4人が共に行動するだけでも楽しいのに、
制服まで……!!こ、こんなサービス聞いてないYO
■雷光さんの我雨思慕我雨君って、どうしてんだっけ……?と思っていると、制服を仕立てている所で雷光さんがしっかりフォローして下さいました。(我雨君はその後意識が戻らないらしく、雷光さんは”自分を傷つけた人間の前では目覚めたくないからだ”とすごいネガティブにこの事態を捉えています)
我雨が病院で壬晴に会った時に、”
君は森羅万象を使って雷光さんのことを救うことだってできるんだから、羨ましい”的なことを告げたことを雷光に明かす壬晴。
雷光「あの子は私を買いかぶりすぎだな……(中略)我雨がもう一度私を見てくれるならなんだってする。だから私は甲賀の禁術書を手に入れなければならない(中略)私は苦しまなくてはならない。
もう絶対に失いたくないから」
ら、ら、ら、雷光さぁぁぁぁぁん!我雨君が聞いたら号泣でしょう。家族も親戚もみーんな失って、単身灰狼衆にやってきた雷光さんにとって、我雨君は同じ境遇の人間であると共に、唯一の友人であり大切な存在なのだなぁと思いました。過去の”失った記憶”から、もう失いたくない……という気持ちが出ていているんでしょうな。
早く目覚めておくれよ、我雨君!
■宵風の涙
あかーーーーーーーーーーーん
可愛すぎるし、可哀想すぎる。今すぐ駆け寄って抱きしめてあげたい……(迷惑
初めての涙、ですよね、多分。
自分が”逃げてる”って意識があるんですよね、宵風には。しかし雪見も酔ってるからって、だめだよそんなNGワード。一緒に行動してるのに、ちょっとは解ってあげてよ!
……あれ、もしかしてわざとですか雪見。ひ、ひどい……けど、正論ではある。
■雪見が案外頑張っているいつも
瞳孔が開いてる感じの雪見笑
6巻では雷光さんと一緒に頑張っています。そして、
時々なんかカッコイイ。
夜中に生徒に襲撃された時、応戦して子供を泣かせた後の台詞
「それでいい、それがガキだ」とか横顔でおっしゃってるんですが……
え、なに。なんかフツーに格好良いのですが。ええー、そういうキャラだったのか!!

腹黒雷光さんと一緒に行動してると、その真っ直ぐさとか熱さがものすごい正統派な感じで、”おおー、忍び漫画だなぁ”と思い出させてくれます笑
そして、
振り回されすぎ。あ、メガネ!!
個人的には宵風を気にかけながらも叱咤してくれるところが好き。
「……ふざけんなよ。死神気取りが」んもう!言葉がキツいよ雪見さん。だから宵風が泣いちゃうんだよ。
や、でもこういう風に言ってくれる人がいるってことの大切さに、宵風はいつか気が付くかなぁ。
■ナゾの虹一初登場時、風魔首領と面識がある時点で、
”なんかあるぞコイツ……”とは思っていたのですが、益々疑惑な彼です。
いつも気配が無いし……目が据わってるし……
もしかして、貴方が
妖精さんですか……?
■壬晴と宵風壬晴がとにかく一生懸命宵風を気遣ってるのが印象的。
そんな壬晴を素直に受け入れてほしいなあ、宵風……まだまだ
ツンツンしちゃって。まあ、仕方ないですわな。
壬晴は密かに「蛇薬」を使って宵風を助けようとしているんですかね?でも約束では「君は僕が消す」と言っているし……どうなんでしょうね。
次巻での二人の言動が気になりますね!!
前巻でもう登場終了かとおもわれた雷光さんが、予想外にたくさん出ていて嬉しかった6巻でした。
あ〜早う7巻〜〜〜!!!
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